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初めてのロードバイク:iWant R-1 お尻の激痛との格闘

2015年6月9日

前回のエントリーでついにMomentumのiWant R-1というロードバイクを購入したことをお伝えした。そして、なんとズブの素人であるこの私が、購入してすぐにロードバイクに乗ってお出かけするという暴挙にでたのである。やはりというか案の定というか、思考レベルが浅はか過ぎるこの初心者は後に大後悔することになる。今回はその大後悔の様子をレポートする。

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止まり方が超絶難しい!

ざっとイオンバイクの店員さんに乗り方とギアの変え方を教えてもらった。ほぼほぼ勢いで購入まで至ってしまったため、いざ乗るって時の不安・不明事項は用意しておらず、特に店員さんに対する質問事項も見つからなかった。店員さんに見送られ早速漕ぎだすが、まず前傾姿勢が想像以上に前傾だったので手をやいた。正面から徒歩のおばちゃんがきたが、乗って避ける自信がなかったので止まってすれ違うのを待った。そして前方に障害物がない絶好の条件を確保し、再度漕ぎ出す。

今度はある程度のスピードを出すことができた。信号が赤だったので減速して止まろうとするもついついママチャリの癖で足をつこうとしてしまう。つま先がギリギリで届く高さであるため、当然バランスを崩して転びそうになる。ここで事前に学習していたことを思い出した。ロードバイクで止まる時は片足だけ地面につくのではなく、サドルから降りて両足で立って止まること。これを思い出して実践するのだが、難しかった。なかなか癖が抜けずに、考えずにこれができるようになったのは結局目的地に着いた頃だった。

 

車道なんて怖くて走れない!

途中片側2車線の大きな国道を通らなければならなかった。最初は様子を見ながら歩道を走るも、やはり25Cのタイヤでは段差の衝撃がかなり伝わってくるし、昼間でそこそこ徒歩の人たちもいたのでしばらくして車道に出てみた。これが超絶恐ろしかった。まず後ろから車が来ているのかがまったくわからない。サイドミラーが絶対的に必要であると感じた。そして車道にある側溝の小さな段差が恐ろしい。タイヤをとられて転倒したら万事休すである。側溝よりも大幅に車道に出る必要があるのだが、そうするとやはり後方の確認が必須となる。

致し方なく、幸い国道を走る距離はそれほど長くなかったためこの日は原則歩道を走り、「絶対に安全」という局面でのみ車道を走ることにした。諸先輩方はこの恐ろしいシチュエーションにおいてよくミラー無しで走れるなあ、と思った。乗車に慣れれば振り返っての後方確認も容易にできるようになるのだろうか。かなりスピードもでるので、首を回転させての後方確認も危険であると感じたのだが…。

 

一漕ぎごとにお尻に激痛!

そんなこんなあったものの無事に13km先の目的地に到着した。途中、車も人もいない広い道があったので、ギアを上げてスピードを出してみた。これぞ様々なレビューで読んできた「ロードバイクの魅力」だと感じた。まず、風の感じ方がママチャリとは比にならない。それは出ているスピードと比例している。さらに一漕ぎごとの加速度もすごい。軽い車体も手伝って、13km=1時間弱という距離・時間を感じることはほとんどなかった。前傾姿勢に慣れていないがゆえの疲れと精神的な疲労は感じたものの、全体的な疲労感は少なく、この程度の距離であれば実用的な移動手段として今後十分使えると感じた。

と往路についてはそれほど問題はなかった。最後の方がだいぶ慣れてきたし、止まり方も自分ではスムーズだったと思う。肩とお尻がちょっと痛いかなーといった程度であり、復路も問題なく走れるだろうと。用事を終えて復路につく、サドルにまたがり「さあ行くぞ!」とペダルを踏む。「!!!!!」激痛である。お尻、正確にはお尻と股の間くらいの位置。サドル先端にあたる両股にペダルを漕ぐ度に激痛が走った。しばらくどうしようかと考えながら立ち漕ぎをしていたが、ずっと立ち漕ぎというのも現実的ではない。座って漕いでみるも激痛で全然無理。

仕方なく500m程進んだところで持っていた長めのタオルをサドルに巻いてみた。幾分マシになったような気がしたがそれでも痛みはかなりある。ここまで30分程度が既に経過してしまっていた。いかん!家に着くまでに夜が空けてしまうと思い、激痛をこらえながらペダルを漕いだ。少し経つと痛みを少なくする漕ぎ方のコツのようなものがわかった。私の場合左足に力を入れるようにすると痛みが少し和らいだ。なぜかは不明だが、力の強い右足にさらに力を入れることでバランスを崩しているということだろうか。もう一つはネットでよく見るコツ。「骨盤を立たせて背中を丸めてのる」というもの。もうお股の痛みが限界まで来ていたので、痛みがなくなることはなかったが和らげることはできた。この乗り方を最初からしていたらこんな痛みはなかったのかも…。次回試してみよう。

 

保管場所はベランダに決定!

そして往路よりも30分オーバーでヘロヘロになりながらも自宅に到着した。駐輪場はまだママチャリをどかしていなかったのでいったんベランダに退避。重量11kgなので全然余裕で部屋の中を横切れた。しかもベランダの室外機の横のスペースにちょうど収まったので、もう置き場はここでいいんじゃないかと思ってる。盗難の心配もないし、カバーだけ買えば良好な状態で保管が可能だ。

そして翌日。腰とお股・お尻の激痛で目が覚める。起きてみても歩く度に激痛である。腰はジョギングで痛めていたところを悪化させたようだ。予定していた用事もキャンセルし、結局終日自宅で過ごす羽目になってしまった。やっぱり購入当日に乗り慣れてない中で後戻りできない距離を走るのは無謀だと感じた。ぜひ初めてのロードバイクの購入を考えている方はこれを反面教師として十二分にご注意いただきたい。

最後に、次回乗る時までに買っておきたいものまとめ

  • お尻とお股を守るためのクッション性の高いサドルカバー
  • けっこう掌にも負担がかかったのでサイクルグローブ
  • 今のままじゃ車道は絶対に走れないのでサイドミラー
  • ベランダに置くと決めたのでカバー

 

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