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AppleWatchワークアウトとRuntasticではどっちが厳しく計測するかを検証してみた!

2018年12月21日

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Apple WatchとiPhoneでランニング時のタイム・ペースを計測している。少し前から2つのアプリを使い分けていて、ペースを気にせずゆったり走る時=純正ワークアウト、ペースありきで全力ランする時=Runtastic、という使い分けだ。

純正ワークアウトの方が計測がシビアな印象

というのもRuntasticには音声コーチングがあって、純正ワークアウトにはそれがないというのが理由である。全力で走っている時にわざわざApple Watchを見るのが煩わしくて、逆にペースを気にしたくない時に強制的にペースを聞かされるのが嫌だったから、双方のメリット・特性を活かした良い使い分け方だと我ながら思っていた。

ところがある時期感じたことがある。Runtasticを使っている時はゆったり走っている時でも5分台が簡単に出る印象で、何も考えずにナチュラルに走ると5:20〜5:30min/kmになることが多い。で、同じように純正ワークアウトアプリで何も考えずに走ってみた場合は6分を超える。けっこう一生懸命走って5:30〜5:40min/kmって感じだ。先に書いたとおり、本気=Runtastic、軽く=純正ワークアウト、という使い分け方なので、そもそものモチベーションが異なるわけでそれが走りに影響しているということは大いに考えられる。一生懸命走っているつもりでも実はそんなことないのかもと。ということでモヤモヤしてても仕方ないので両方のアプリを同時に起動させて走って検証してみることにした。

純正ワークアウトとRuntasticアプリで同時に計測した結果

ワークアウトアプリはApple Watch単体で動作する。RuntasticアプリはApple WatchだけでもiPhoneだけでも計測することが可能なので、Apple Watchでワークアウト、iPhoneでRuntasticで計測してみることにした。できるだけスタートのタイミングで差が出ないようにそこは注意した。

正直ペースは関係ないので、ゆったり目にしようとも思ったのだが、思いの外体が軽かったので意外とタイムが出てしまった。耳からはRuntasticからの音声で1kmごとのペースが聞こえてくるので、この日は決して錯覚ではない。なんだかんだでハイペースのまま7kmを完走。涼しくなってきてだいぶ走れるようになってきたかなと。

タイム、そして距離にも誤差あり!

個人的には嬉しい成果が出ているのではあるが、この日のランニングに関してはそんなことは二の次であり、重要なのはワークアウトアプリとRuntasticとでどれだけの差がでているのか?あるいは差はないのかという点である。ということで気になる計測結果は↓こちらだ。

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左がワークアウトアプリで右がRuntasticである。最初の1km以外はワークアウトの方が遅いペースになっているが、これはスタート時にRuntasticを先に起動したのでその誤差だと思われる。平均値を取ると7.6秒ワークアウトが遅くて、最大だと17秒の差があった。たかが17秒といえどこれが走行中に与える印象は全く異なる。私の感覚的には5:30を超えると「スピードが出てない=ペースを上げなきゃ」となる事が多い。逆に5分10秒台のペースを保てていれば「お、今日は調子いいな」と感じることができるのだ。つまりは10秒以上の誤差があると遅いor速いの感覚を真逆に感じることになってしまうということ。この日の2km〜3kmのラップはまさのその状況でRuntasticだと連続して5:10台なので「今日はスピード出てる」と感じるものの、ワークアウトだと5:25、5:32とスピードが出てない上にラップ的には落ちてしまっている。これだと「あれ?おかしいな?もっとスピード上げなきゃ」と感じてペースを乱すことにも繋がるのだ。

原因は…計測方法の違い??

ということでApple Watchワークアウトの方がタイムの計測がシビアであることは立証された。じゃあなんで差が出るの?と考えた時に注目したのが総走行距離だ。これに差があった。ワークアウトが7.27kmだったのに対して、Runtasticは7.47kmと、なんと200mほどの差があったのである。実はこれ走っている時に気づいていた。Runtasticの音声コーチングが「6kmです♪」と言ってからだいぶ経ってApple Watchのバイブレーションを感じていた。終盤には結構な差があった気がしたが200mもあったとは…。7km相当で200mの誤差ということは200m÷7km=で1km当たりで28m程度の差が出ているという計算だ。5:30min/kmのペースで走っているとすると10m走るのに3.3秒かかる計算で、28mだと9.24秒。今回のワークアウトとRuntasticの1km当たりの差が7.6秒だったので、少し差はあるもののなんとなく信憑性はある数字かなと。つまりは距離の計測の差があり、長い距離を走っているからタイムがシビアになっていたということがわかった。

おそらくはワークアウトアプリとRuntasticの計測方法の違いがこの差を生み出しているのではないかと。単純にスマホのGPSで計測しているRuntasticにたいして、ワークアウトアプリはApple Watchによって腕の振りも見ているらしいから。

純正ワークアウトとRuntastic、正しく計測してるのは?

じゃあ、どっちが正確なのよ?と考えてみたい。ワタシ的には当然速く計測してくれるRuntasticが正であってほしい。でないとこれまでのベストタイムとかが全部否定される事になって悲しいし。と言ってもどっちが正確かを測る術なんてあるのだろうか?例えばGoogle Mapsで距離を測ってみるとか?まあ、参考データくらいにはなるかなと思って計測してみた。

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Googleマップで走ったルートの距離を測ってみると

地図全体の画像を貼ると身バレしてしまうので、距離だけが映るようにズームしてトリミングしてみた。結果はこの通り。おさらいすると、ワークアウト=7.27km、Runtastic=7.47kmである。Googleマップの計測が7.44kmなので圧倒的にRuntasticに近いということになった。もう30mしか変わらないのでこれってほぼ一致かと。ということで当ブログ的な結論。

  • Apple Watchの計測がRuntasticよりシビアなのは本当
  • RuntasticよりもApple Watchの方が距離が短く計測されるため
  • おそらくは双方の計測方法の違いでその結果になる
  • Googleマップで測った結果、Runtasticの距離計測の方が正確
  • よってRuntasticアプリのタイム(ペース)の方が正確

あくまでも私が個人的に検証した結果なのでご了承を。ただ、タイムが出てる方が正確っぽくてよかったわ。今後もApple Watchはゆるく走る時に使っていくけど、この結果を受けてよりタイムを気にしないで走れるようになるかな。

 

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