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一眼レフカメラで丸ボケ/光ボケを撮影するちょっとしたコツ

2016年3月16日

昨年末くらいから狙って丸ボケ(光ボケ)を撮影してみたいと思っていました。これまで偶発的には撮影できたことはあったのですが、意図的にというわけではなく、自分のものにできていたとは言い難かったです。先日イルミネーションを撮影した時にようやくその方法というか、コツのようなものが掴めたので、備忘録的にまとめておきたいと思います。

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丸ボケ(光ボケ)を撮影する方法

まず、今回の被写体をご紹介します。↓こんな感じのいろいろな色の電球でできているトンネル風のイルミネーションです。TAMRON 18-200mmの最広角で撮影するとこんな感じになっています。この撮り方だとあんまりキレイではありませんね。

IMG_5988

 

ピントを合わせるものを一つ選ぶ

まずはピントを合わせる被写体を選びます。今回は無数の電球の中から撮影者(自分)に対して一番手前側の電球を選びました。被写体を選んだら今度は背景に無数の電球群が来るような構図を考えます。この背景の電球群が最終的に丸ボケ(光ボケ)に姿を変えることになります。

 

ズームで遠近差を出し、背景をぼかして撮影する

ひとつのポイントはピントをあわせる被写体と背景の電球群とで遠近差がでるような構になるようにすることです。立ち位置を変えるなどしてその構図を探してみましょう。そして背景をぼかすためにレンズはズームにします。広角だとボケにくいので。EF50mm F1.8 IIなどのボケやすいレンズでも同様の効果は得られるかもしれません。背景の電球群がボケていることをファインダー越しに確認してシャッターを押します。すると、、、↓こちらのように丸ボケ(光ボケ)を作り出すことができました。

IMG_5979

 

応用編:光ボケだけにしてみる

気づいてみれば簡単でした。光を背景にしていつものようにボカして撮影すれば丸ボケ/光ボケを作り出すことができます。ただし、手前に被写体を持ってきてそこにピントを合わせて背景をぼかすという手法だと、手前側の被写体が魅力的でないといい写真にならないような気がします。↑の写真がまさにそうです。むしろこの場合、ピントの合った手前側の電球は写真的に邪魔です。キレイな光ボケだけの写真にしてみたいです。

構図外のところで置きピンする

邪魔な被写体は構図から外してしまいます。つまりは構図外のところでピントをあわせて置きピンするということです。まずはさきほどと同じようにズームにしてピントを合わせるものを探します。ポイントはピントを合わせる被写体を構図外に持ってくることです。構図外で被写体にピントを合わせます。シャッター半押しの置きピン状態で、そのままカメラをパンして意図する構図に持って行きます。するとピントは構図の外に合っていますのでファイダー内はボケた背景の状態となります。ここに電球群があれば光ボケだけの写真にすることができます。

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↑こちらがこの応用編のやり方で撮影した写真です。電球のカラーや位置までは計算しなかったのであまりキレイではありませんが、意図して丸ボケを作ることができたので満足しています。イルミネーションを撮影する機会があったらまたチャレンジしてみたいと思います。

 

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