バッグ好きの私が2018年に最初に購入したバッグだ。普段はショルダーバッグを好んで使うことが多いが、「空前のリュックブーム」だとTVで言っていたので、そこに乗っかるべくリュックを購入してみた。
ターゲットはSNSで話題のModernistLook EXだったが…
今回は以前より気になっていたModernistLook EXというリュックがターゲットだった。実はAerのショルダーバッグを購入した昨年末にも気になっていたのだが、その時はショルダーにこだわっていたので回避したという経緯がある。今回はリュックが対象だったので満を持して検討のテーブルに上げてみることにした。
ModernistLookというのはFacebookをやっている方なら一度は目にしたことがあるんじゃないだろうか?かなり頻繁に、そして長期間に渡ってその広告を掲載している。このブログを執筆中の6月の上旬にもまだ広告を見ることができた。その広告とランディングページを見る限り、以下が特徴のようだった。
- ビジネスでも使えるシンプルなデザイン
- 旅行もできるくらい抜群の収納力
- PCやタブレットの持ち運びにも対応している
- USBポートがあってスマホの充電が可能
バッグ好きとしてはワクワクするような項目が並んでいる。もうこれは買うしかないと思っていたところで思わぬ伏兵が現れた。それがModernistLook EXに激似のMARK RYDEN というバックパックだ。
ModernistLook EXに激似のMARK RYDEN バックパック
ModernistLook EX公式サイトでも購入ができるのだが、海外通販になるのでAmazonや楽天で検索してみた。するとModernistLook EXの扱いはないようだったが、それと激似のMARK RYDENというブランド?の バックパックが検索結果としてヒットした。見た目も似ていると同時に機能についてもそのほとんど網羅しているようだった。おまけに価格は半分の5,000円弱ときている。
コメント欄を見るとはっきりと「ModernistLook EXの偽物」と書いてあった。逆にここまで割り切っているのも清々しい。しかも偽物と公言しているのにも関わらずレビューがそんなに悪くない。その辺にも興味を覚え、そして年末にお金を使いすぎていたこともあり、イチかバチかで偽物のMARK RYDEN バックパックを購入してみることにしたのだ。
MARK RYDEN ラップトップバックパックを使ってみた!
MARK RYDEN ラップトップバックパックの良かったところ
ポケットがいっぱい!本家を凌ぐくらいの機能性!
まず最大のウリとされているポケットがたくさんあるという点では大満足だ。バック好きが納得するくらいにいろいろなところに収納が網羅されている。一番便利に感じたのは両サイドにつけられているポケット。折り畳み傘とか水筒・ペットボトルが入るサイズのポケットだが、ギリギリ背負ったままでも手がとどく位置にある。だから瞬時に出し入れしたい場合に非常に便利なポケットだ。
MacBookAirの持ち運びも安心!クッションが分厚い
PCを持ち運べることもセールスポイントであるが、それに頷けるくらいに手厚く保護されている印象だ。PC用の仕切りがあるバッグをいくつかもっているが、このMARK RYDENほどに仕切りのクッション性が高いバッグはない。かなり分厚いパッドで仕切られている。パソコンやタブレットを入れて持ち運んでも衝撃から守ってくれるだろう。
実際に背負ってみると写真で見るよりかっこよかった!
続いて見た目部分。ここが購入する時に一番迷った部分だ。Amazonの画像ではなんだかかなり上の方で野暮ったく背負っている印象である。すごく格好悪く見える。が、実際に届いてみるとそこまカッコ悪いということはなく、やっぱり背負い方に左右される模様。写真ではかなり硬い素材でできているように見えるが、意外とクシャッとなる。けれども決して丈夫でないというわけではない。カラーやデザインもシンプルであるため、ビジネスバッグとしても十分に活躍できるかなと。
値段が安い!なんとModernistLook EXの半額!
最後は何と言ってもこれ、値段が格安である。驚くことに本家ModernistLook EXの半額だ。当然ひとつひとつのクオリティが低く作られているのだろうが、それでも本家を知らずに使うのであれば、比較対象がないが故にまったく気にならいレベルだと思っている。ただ長く使っていく中でもしかしたら安かろう悪かろうの部分が出てくるかもしれない。あくまでも購入してから1ヶ月程度のお話。
MARK RYDEN ラップトップバックパックの悪かったところ
一泊旅行は無理!言うほど大容量ではない!
一方で悪いところがないとういうわけではない。「かなりの大容量で一泊程度なら旅行も可能」くらいのアピールっぷりであるが、残念ながらそれほどではない。タブレットとノートPCとお弁当箱を入れたらパンパンだ。また、幅もあまりないので、薄めの荷物しか入らないのも想定外だったかな。それでも「仕事に行って」「打ち合わせして」くらいの荷物であればまったく問題なしだ。
期待はしてなかったが…USBポートは全然使えない
もう一つの売りであるのがUSBポートだ。バッグの中でモバイルバッテリーと繋げておけば、バッグの外からケーブルを敷いてそこでスマホなどの充電ができるという優れもの。が、これがまったく使えない。USBポートといってもただ単にUSB端子サイズの穴が開いているだけだ。端子を固定する工夫は施されていないから手で抑えないとケーブルを挿すことができない。それを抑えるにはバッグの中から手を当てる必要があり、だったらバッテリー出しちゃえばいんじゃん!っていう本末転倒なお話になる。きっと本家のModernistLook EXと一番差がある部分なのかなって想像した。他の部分でも稚拙な作りはあるものの許容だったが、USBポートについてはちょっと見過ごすことができないレベルかなと。
MARK RYDEN を使ってみた感想まとめ
購入してから1ヶ月ほど使ってみたけれども、決して悪いものではない。コストを考えれば十分なパフォーマンスかなって思っている。もともとショルダー派だからリュックに慣れていないという部分を差し引けば十分に満足なレベルだ。何よりショルダーよりも多くの荷物を背負ってもそれほど重さを感じないのがいい。ショルダーだったら肩が痛くなってたもの。ノートPCやタブレットに加えて、水筒とかカメラとかを持ち運べるようになったのは大きい。十分にコストパフォーマンスを発揮してくれるオススメのリュックだと思う。
それにしてもこのバッグは本当にModernistLookのパチもんなんだろうか?両者の大きな違いはバッグの表面にロゴがあるかないかなのだが、「ロゴあり」の画像がModernistLookのSNSに載ってたような気がするんだよなあ。実は製造元は同じってことはないんだろうかね…。
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