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雨の日でもロードバイクに乗れる装備を考える

2015年11月10日

先週末の東京地方は朝から1日雨…。いつもであれば、「今日は自転車に乗れんなあ、残念だなあ」と車で行きたいところにお出かけするのであるが、この日はそうはいかなかった。というのも息子が習い事を始めたため、我が家の自家用車は嫁子がそれに使用することになったのである。

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雨の日でもロードバイクに乗れるようにしておきたい

これは最近私がどこに行くのにも自転車で出かけているのを見ていた嫁の判断であり、特に問題はないと思っていた。が、いざ雨が降ってみると、雨の日に自転車に乗る準備をしていない私はどこに出かけることもできなくなるということに気がついた。こうなると休日の行動範囲がかなり限られてしまう。せっかくの休日に出かけることができなくなってしまうのはもったいないし、「雨だから」というだけで大好きな自転車に乗れないということもすごくもったいないなと。そこでこれをいい機会として本格的に雨でもロードバイクに乗る術を考えてみることにした。

まず考えるべきは雨に濡れないための装備である。復路だけを考えるのであればずぶ濡れになったとしても自宅に到着後にタオルで拭いて風呂に入ってしまえばそれで解決だが、雨の中どこかに行くということを考えると、目的地でずぶ濡れでいることはあまりよくない。なので、雨に濡れないような装備を考えておく必要があるのだ。

 

雨の日でもロードバイクに乗れる装備を考える

例えば「顔」や「手」などむき出しになっている部分が濡れることは致し方ないと思っている。こういったむき出しの肌の部分であれば、仮にずぶ濡れになたっとしても目的地に入る前にタオルで一拭きすればそれで事足りる。なので今回そこは除外し、その他の部分を雨から守る装備を考えていく。

レインウェア

まずは着ている洋服を守る必要がある。例えばどこかのお店に向かう場合、洋服がずぶ濡れだとそこから水が滴り落ち店内が水浸しになってお店に多大なご迷惑をお掛けしてしまう。

この対策の一番手はやはりレインウェアだろう。ポイントは全身を雨から守れるということと、未使用時にできるだけコンパクトになるかということだ。私の場合は特に走るスピードを重視しているわけではないため、空気抵抗などにはこだわらない。

イメージとしてはこのタイプのレインウェアが近い。課題はこれが未着用時にどこまでコンパクトにまとまるか、という点かな。

バッグカバー

私はロードバイク乗る時は荷物をバックパックに入れるようにしている。実は以前、雨中をロードバイクで走った時に一番濡れて汚れたのがこのバックパックだった。だからバックも雨から守っておきたい。ドイターの自転車用のバックだったらバックにレインカバーが機能していたのだが、残念ながら私はそれを選択しせずにスパイダーというバックを選択してしまった。

だから、このようなリュック用のレインカバーを別途用意する必要がある。こちらはそれほど高価なものではないので、ひとつ用意しておいてもいいアイテムかもしれない。

泥除け

皆さまご存知の通り、ロードバイクにはママチャリとは異なり泥除けがついていない。より速く走るためのロードバイクには軽量化のため余計な機能は削ぎ落とされているのだ。天候が良い時は特に問題はないのだが、荒天時にロードバイクに乗る場合、泥除けがないのは致命的である。路面の泥水をガンガン背中にくらい体やバッグが泥だらけになってしまう。

が、泥除けを常設するのも何か違う。軽量化を損ねるというのもあるが、何よりもロードバイクの美しいフォルムを損ねてしまうような気がする。たまに泥除けをつけたスポーツバイクを目にするが一気に「スポーツバイクっぽさ」が欠けてしまう。私的にはこれは是非避けたい。

となるとこのようなワンタッチで脱着が可能なタイプの泥除けが候補に上がってくる。これであれば普段は取り外しておいて雨の日だけ取り付けて走る、なんて使い方も可能である。

靴はどうする?

そして最後に足元だ。レインウェアで足首くらいまでは雨から守ることができるが、そこから先つまりは靴を履いている部分はレインウェアのカバー範囲外だ。でも靴は濡れるると確実に不快感が増す。目的地でびちゃびちゃの靴で歩き回り店内を水浸しにするのはこれはまた迷惑な話だ。靴だけを雨から守るような都合のいいアイテムがあるんだろうか?

なんと!そんな都合のいいアイテムがあった!先人の皆様も考えることは同じということか。とにかくこれで頭からつま先まで雨中をロードバイクに乗るための装備を揃えることができそうである。これならば雨に濡れることをを恐れることなくロードバイクで出かけることができそうだ。

 

雨に濡れた後のロードバイクをどうするか?

実は以前に一度だけ雨の中をロードバイクで走ったことがある。この時は往路は雨が降っておらず、復路だけ雨に打たれてしまった。そのため、ずぶ濡れにはなったものの、自宅到着後にすぐに対処できたのでそれほど問題だとは感じなかった。が、対処したのは自身の体だけであり、ロードバイクについてはフレームをタオルで拭くのみに留めてしまった。これが最悪の結果を導く。なんと放置されていたチェーンが錆びてしまったのである。

だから、雨の日に走る場合は自分の体のみならずロードバイクにも気をつけなければならない。前回失敗したチェーンを含めて目に見える箇所以外にも水気を十分に切る必要がある。そういえばスポーツバイク講習会で自転車の洗車について教わった時はタイヤ等も外してあらゆる所の水気を取り払う必要があると教わった。ロードバイクが雨に濡れてしまった後は洗車後と同じように水気をとことん取り払ったほうが良いということだろう。

私にとってロードバイクはもはや自動車に代わる「足」となりつつある。もともとは近い未来に自家用車が2台必要になることを想定してそれに代わる手段として検討して始めたロードバイクではあるので、この雨対策についてもまあ想定の範囲内だ。とにかく「雨だから」という理由で行動範囲が狭まるようなことは回避したいし、雨でもロードバイクに乗っていきたいなと。

 

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