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再検証!ロードバイクは自動車の代わりになるのか??

2016年2月2日

ロードバイクに乗るようになってから早9ヶ月が経過した。週に30km前後を走り、ここまででトータル1000km程を走ってきた。私は購入前からロードバイクを「自動車の代わり」として活用することを念頭に置いて検討を進め購入に至ったという経緯がある。ここまで9ヶ月間乗ってきた中で、当初の目論見通り、ロードバイクが自動車の代わりになっているかを振り返っていくことにする。

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ロードバイク購入の動機

その前に9ヶ月前のロードバイク購入の動機をおさらいしておこうと思う。我が家には1台自動車がある。週末の移動は一人の時も家族同伴の時ももっぱらこのマイカーを使用していた。ところが、息子が成長するにつれて、週末に習い事とかお友達と遊びに行くとかの予定が増えてきた。私は私で週末には定期的な予定があり、どちらも徒歩での移動が厳しい距離だった。マイカーをもう一台購入することだったり、バイクの免許を取得することだったりを検討していたところにロードバイクの存在を知ることになる。

ちょうどジョギングを始めて楽しくなってた頃で10kmくらいの距離なら走っていけるんだなあ、なんて思ったりしていた。走って10km行けるんだったら自転車ならさらに距離を延ばすことも可能じゃね?さらに速く長く走れるロードバイクならなおさらじゃね?と思うようにもなった。調べてみると私の週末の行動範囲は半径15km程度だったのでロードバイクでの移動に現実味を感じた。己の身体を動力とするロードバイクであれば、トレーニングにもなるし、ガソリンなどのランニングコストもかからず一石が何鳥にもなるんじゃないかと。こうして自動車二台持ちではなく、ロードバイクを自動車の代わりの移動手段にすることを前提として購入に至った次第だ。

 

ロードバイクは自動車の代わりになるのか??

前置きはこれくらいにして、ここからはこの9ヶ月間の経験を踏まえて、ロードバイクは自動車の代わりになっているのかをひとつひとつ振り返っていこうと思う。

最適な移動距離は?

前述したように私がロードバイクに一度に乗る距離はトータルで30kmほどである。ロードバイクと自動車の最大の違いはその動力である。言うまでもなくロードバイクの動力は己の身体であり、となると一度に走れる距離にも限界はある。スピードも含めて長距離ではどうやっても自動車に分があるものの、30km程度あればロードバイクも土俵に上がることはできると思う。まずロードバイクはママチャリとは違い、速く長く走ることに特化した自転車であるため、長く乗っていてもママチャリほどの疲労は感じない。スピードも20km程は常時出るので、30kmほどの移動であれば自動車の代わりとしての機能を十分に果たせると思う。

移動にかかる時間は?

次に気になるのは移動にかかる時間≒スピードだ。いくら疲労を感じずに長く乗れるからと言っても相当の時間がかかってしまうのであれば本末転倒なのである。当然エンジンで動く自動車に比べるとスピード的には圧倒的に遅い。が、自転車には機動力で分がある。例えば車が渋滞している道を歩道で進んだり(徐行!歩行者優先!)、歩行者・自転車しか渡れないような踏切を渡ったりと車ではできないような走り方でその時間を埋めることができるのだ。私は片道で15km程毎回走っているのだが、自宅を出発する時刻は自動車とロードバイクとで10分ほどしか変わらない。走行ルートにもよるかもしれないが、15km程であれば自動車と同等の時間で走ることが可能なのである。

出庫の面倒くささは?

続いて出庫の面倒くささについて。これも移動にかかる時間と密接な関係を持つのかもしれない。我が家の駐車場は立体駐車場である。出庫まではボタン操作でシンプルだが、1台につき最大で3分程度は待たされる。混んでいる時なんかは2-3人待ちなんてこともあるので、そうなるとそこで15分ほどロスすることもある。対してロードバイクはというと、ベランダに保管していてそれを玄関まで運んでしまえばそれで出庫完了だ。iWant R1はそこまで軽いバイクではなく10kg以上の重さがあるものの、それでも成人男性が運んで「重い!」と感じるような重さではない。だから、何の気兼ねなく出庫させることが可能なのだ。やや面倒なのは帰ってきてカバーをかける時かな…。というわけで出庫についてはロードバイクの方が格段に楽だという結論とする。

目的地までのナビゲーションは?

最近の自動車にはカーナビが常備されていることがほとんどであり、その精度は一昔前に比べてかなり向上している。リルートに迷い数分待たされたり、道なき道を行かされたりすることもなく、知らない目的地でも安心してナビを頼ることができる。ロードバイクではどうだろうか?私はGoogleマップ、もしくは自転車NAVITIMEのスマホアプリを使用している。精度的には問題はなさそうだが、音声のみでのナビとしてしまっているためかその操作感はイマイチだ。「北西に無向かって」と音声だけで言われても北西がどっちかわからないし…。新規の目的地にスマホナビだけで行こうと思うと若干気が重たくなる。よって知らない目的地にストレスなくたどり着くという意味だと自動車の方に分があるかもしれない。

ランニングコストは?

最後は費用的なお話。言うまでもなく、自動車はガソリンで走る。ガソリン価格がびっくりするほど安くなっているものの、月に1回程度満タン入れた場合3,000円以上はかかることになる。ヘビーに乗っていると月に2-3回と経由することもあるのでそうなるとその費用は倍々ゲームだ。ロードバイクにはそれがない。動力は己の身体であるため、ガソリンを補給する必要はない。強いて挙げればばパンプ修理キットやタイヤ交換などが運用費に当たるかもしれないが、そこまでの頻度ではない。エネルギー補給という意味では水くらいかな。ただそれも自宅のウォーターサーバーからドリンクボトルに入れて持っていってるので別途の費用は発生していない。だからランニングコストについてはロードバイクの圧勝と言える。

 

結論!ロードバイクは自動車の代わりになる!!

というわけでこの9ヶ月間を振り返り、ロードバイクは自動車の代わりになるのか?の視点で見てみた。私の結論としてはロードバイクは十分に自動車の代わりになると言える。ただし、以下の条件付きで。条件・環境によっては自動車の方にアドバンテージが出てくることも多々あるということ。

  • 平地を移動する
  • そんなに長い距離の移動ではない(20kmくらい)
  • 知っている道を走ることがほとんど
  • 体調に問題はない
  • 自分一人だけで出掛ける
  • 天候は晴れか曇り

実際に最近では週末に子どもの予定を入れる際に我が嫁は「車使っていい??」と聞いてこなくなった。つまりこれは私のロードバイク移動が十分に機能しているということの表れである。マイカーの使用権争いも発生しないし、「子どもの予定よりも自分の予定が大切なの?ふーん」って感じに見られて後ろめたさを感じることもなくなるのだ。だからもし週末にマイカーを使われてしまって移動する術がないって人がいたら、そんな時にはロードバイクがその代わりになるよ、と教えてあげたい。

 

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