雨の日にロードバイクに乗る時に注意すること、そしてその対策。

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日本の四季は変わってしまった。ようやく寒い季節が終わって桜が咲いたかと思いきや、突如として真夏日がやってくる。「春」と呼ばれる期間はごくごく短く、あっという間に「夏」に近しい季節がやってきてしまう。

雨の多い季節を前に改めて注意喚起してみる

すぐにやってくるのが一年でもっとも「雨」を想起させる季節である梅雨だ。どうやったって北海道以外の人はジメジメとした雨の季節を過ごす必要がある。それが明けると本格的な夏が到来し、今度は「ゲリラ豪雨」のリスクにさらされる。どちらも共通するのは「雨」であり、ここから先の季節では雨に遭遇する確率がより高くなる。

私はロードバイクの天敵は「強風」だと思っている。向かい風の中、漕いでも漕いでも進まないあの苦しさに比べれば、どんなに濡れても雨天の方が快適に走れるんじゃないかって感じてる。自宅に到着した時のずぶ濡れの絶望感は置いておくとして。だからこれからやってくる雨の季節でもロードバイクに乗ることはできるし、乗っていきたいとも思う。ただ、私は先日壮絶な大クラッシュによってリアルに死を意識したばかりだ。そんな時だからこそ、今あらためてロードバイクを雨の日に乗る時の注意点を洗い出してみることにした。

注意1:濡れることに注意!

まずは当たり前だが雨の日にロードバイクに乗ると濡れる。雨の強弱にもよるが、ずぶ濡れになる確率もそれなりに高い。雨に濡れるとどうなるか。まず単純に不快だ。下着までずぶ濡れになった日はもう最悪である。自宅に帰るだけであればまだいいが、外出途中で濡れてそこから用事を済まさなければいけないなんてことも十分にあり得る。だから濡れる事は最小限に抑えたい。それに有効なのはやはりレインコートだろう。上下を身にまとえばそれ相応のエリアをカバーしてくれる。顔や手はタオルで拭けばいいとして、油断してはいけないのは靴だ。靴がびしょ濡れになってしまうと不快感はMAXであり、洋服と比べても乾きにくかったりする。だから個人的にはシューズ用のレインカバーは必須かと。

注意2:視界に注意!

先日雨の中でロードバイクに乗車した時に感じたのが視界を十分に確保できないということ。それなりの雨が降ると前方に高速で進むロードバイクに対して、雨粒は凶器となる。もう「痛い」というレベルだ。特に困ったのは目に当たる雨粒だ。場合によっては目を開けていることが辛いくらいに雨が痛いこともあり、そうなると視界を確保することも難しくなるし、集中力を維持することも難しい。サングラスなどのアイウェアが有効かとも思いきや、雨粒が付着してより視界が悪くなりそうな気もしなくもない。どうしても視界が確保できない時は、より安全を重視し降車して雨宿りをするのが賢明だろう。アイウェアにガラコなどの雨粒を弾くようなものを塗っておくと効果はあるだろうか。今度試してみようかな。

注意3:スリップに注意!

3つ目はもっとも注意すべきこと。私も(雨の日ではないが)先日体験したスリップだ。雨の日は路面が濡れているため通常の日よりも滑る。ロードバイクはタイヤが細く車体も軽い。さらには高速で走っているということもあり、ママチャリよりも不安定になることも頻繁だ。そんな時にはスリップには十分に注意する必要がある。スピードを通常時よりも抑えて走ることはもちろん、スリップしそうな場所を回避することも重要だと思う。道路上にあるマンポールや排水口の類は滑りやすいので避けられるのであれば避けたほうが無難だ。さらに経験則をもとにこれにもう一つ加える。それは踏切だ。私は先日踏切でスリップして血だらけになった。特に滑るのは踏切内の線路の部分である。濡れていれば尚更だし、タイヤがハマる危険性もある。ぜひとも踏切内は超徐行で進むことをオススメしたい。

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注意4:汚れに注意!

雨が降れば道路に水たまりができる。道路なんてキレイではないので、水たまりも当然だが汚れる。アスファルトならまだしも土が入っていたりしたらもう最悪だ。泥が跳ね返ってきて大惨事となる。そしてロードバイクには泥除けがついてない。だから何の対策もなしに雨中を走行すれば、サドルバッグから、バッグパック、ひどい時は頭や顔にまで泥が跳ね返ってくる。完全に汚れを防ぐことは難しいが、少なくとも泥除けでの対策はしたいところ。前後輪両方でなく、後輪だけの泥除け設置でもだいぶ効果があり、受ける汚れは半減される。後輪にだけ脱着が容易なフェンダーを雨の日だけ付けるようにすれば、普段のロードバイクの外観を損ねることはない。ただ、あまり簡易的なものだと効果は薄まってしまうので、それなりにきちんとしたものを選ぶようにしたほうが良い。

寒さを感じない季節にはなったので、自宅に帰ってシャワーを浴びられるという条件であれば、雨の中のロードバイクは決して悪いものではない。だた、晴天時とは状況がまるで異なるということを自覚していつも以上に注意して走行することが大切だと思う。もちろん台風やゲリラ豪雨など身の危険を感じるような天候の日は乗ることを控える選択も必須である。