Canonの1インチコンデジ PowerShotG1Xの致命的すぎる弱点とは…?

写真を撮影する時に私がメインで使用しているのはCanon EOS 60Dという一眼レフカメラであるが、実はもう1台コンデジを所有している。同じくCanonのPowerShotという2012年に発売されたカメラである。手に入れたのも発売してすぐの2012頃だったはず。

14165516671_114d6f63ed_z

 

スポンサーリンク

 

 

1インチセンサーを搭載した高級コンパクトデジカメ

このPowerShot G1Xはとにかくハイスペックなコンデジである。なんといってもコンデジにしてはセンサーサイズがどでかくなんと1インチ超のセンサーを搭載しているのだ。このボディのコンパクトさで1インチセンサーを搭載しているという点に強く関心を抱き、ミーハーな私はすぐさま飛びついた。

実際に手に入れてそれまで使っていたコンデジと比較してみると、やはりそのクオリティは圧倒的だった。写真というと、それまで旅行や行事にのみ撮影するというスタンスだったが、このG1X購入後は、写真を撮影するために外出する、記録するためではなく作品を作るため、とカメラ=写真についても概念の大きく変えてくれたと思っている。その数年後にコンデジでは満足ができなくなり、中古でCanon EOS 60Dという一眼レフカメラを購入することになるのだ、カメラ=写真を趣味にできたのもこの1インチコンデジG1Xのおかげだと言っても過言ではない。

PowerShot G1Xの大きすぎる弱点とは・・・

ところがこのG1Xの使用頻度が激減してしまう。もちろんEOS 60Dを手に入れたことにより持ち出す機会自体は分散されることになるのだが、それにしてもG1Xを使うことが減ってしまった。デザインはすごくかっこよくて大好きなカメラだし、ロードバイクで出かけると時など一眼レフを持って行きにくい場合などに重宝するはずなのだが・・・。いや、正確に言うとEOS 60Dの購入後も持ちだして使っていたことはある。が、使用する度にG1Xが抱えるとある弱点にうんざりしてしまい、いつしか持ち運ぶことを断念せざるを得ない状況になっていたのだ。

ここまでモチベーションを落としてしまう、G1Xの大きすぎる弱点とは何か・・・それは最短撮影距離だ。最短撮影距離というのはレンズが被写体にピントを合わせることのできる最短の距離のことである。つまりはそれ以上に近づいてしまうとフォーカスが合ってくれなくなって撮影ができないということ。この最短撮影距離がG1Xの場合、なんと20cmもあるのだ。他の1インチセンサーのカメラの最短撮影距離は5cmとしているものが多く、G1Xの場合その4倍である。他のコンデジを使用したことがないため比較はしにくいが、比較ナシにしたとしてもこの20cmという距離は撮影に大きな支障をきたしてしまう。

私は背景をぼかす写真が好きだ。1インチといえどコンデジのセンサーは一眼よりは小さいので、ボケを作るためには望遠で被写体と背景を立体的に撮影する必要がある。となると手前にメインの被写体を置くのだが、その被写体から20cmも離れると被写体自体から距離が空いてしまうため、ボケも作りにくいし、何より迫力に欠ける構図となってしまう。そう、この最短撮影距離によって構図への制約が大きすぎるのだ。例えばレストランで料理を撮ることはできないし、例えばかっこいいフィギュアを撮ることもできない。息子の手がかわいいと思っても手のひらに寄り切ることができない。だからいつしか私はG1Xから離れてしまった。忘れたころにまた持ち出すのだが、なぜ使わなくなったのかを思い出しまた箱にしまう。ここ数年間はその繰り返しだ。

 

それでもコンデジを使いたいシチュエーションはたくさんある!

それでも使おうとしていたということは、一眼レフではなくコンデジを使いたい、と思うシチェーションはたくさんあるのだ。

  • 荷物が多くて一眼を持ちたくない時
  • 一眼レフを持ち出すほどの外出じゃない時
  • ロードバイクで出かける時

まあ、言ってしまえば大きなカメラを持ち歩きたくないという時だ。特に私は昨年よりロードバイクを趣味にして毎週のように乗りまくっている。ロードバイクででかけた先の風景や、ロードバイク自体を写真に撮りたいといつも思っているが、まさか一眼レフを背負っていくわけにはいかず、deuterのバックパックのポケットに収まるコンデジこそそんな時に有効なのである。が、持ちだしても最短撮影距離の問題があり思うように撮影できない、というフラストレーションを毎回抱えていた。

 

サイバーショット RX-100というカメラ

そんなフラストレーションを抱えて一年以上が経過した今、ついにコンデジの買い替えを検討し始めた。そもそもそのきっかけとなったのが、SONYの1インチコンデジであるサイバーショットRX-100というカメラの存在だ。このRX-100も2012発売という少し前のカメラだ。実はG1X購入時にも気にはなっていたのだが、無知だった当時の私はそのコンパクトさの恩恵も、最短撮影距離の問題も考えずに、ただ「見た目ゴツくてかっこいい」という理由だけでG1Xを選択した。今思うとコンデジとしての機能はRX-100の方が優ると思う。まずは圧倒的なコンパクトさ。deuterのバックパックのポッケどころかGパンのポケットにも収まりそうなサイズ感だ。この携帯性は何よりも魅力だろう。G1Xと同等のセンサーサイズを搭載しているため、写真のクオリティはある程度のものが期待できるし、最短撮影距離も5cmと一般的な寄っての撮影にも十分耐えられるだろう。

この優秀なRX-100というカメラはここまでにM4(Mark4)まで後継機が発売されている。M4になると10万超えと正直手が届かないのだが、初代である無印であれば、新品でも3万円台と十分に検討の土台に乗ることができる価格に抑えられている。中古になるとさらに安価になるため、より一層現実味を増す。ということで、、、G1X→RX-100のコンデジ買い替えに向けて真剣に動き出そう。ややカメラ=写真ネタは枯渇気味だったのでそういう意味でもいい機会かな。

ちなみにCanonのGシリーズもG1X Mark2からはこの最短撮影距離問題は解消されているみたいですね・・・。ますます当時の無知な自分を後悔してる。

 

スポンサーリンク