写真の上達を目指して毎週一枚、その週にCanonのデジタル一眼レフカメラEOS 60Dで撮影した写真をあげていきます!
タイトル「黒い紅葉」
- タイトル:黒い紅葉
- カメラ:Canon EOS 60D
- レンズ:18-200mm TAMRON
- f値:6.3
- シャッタースピード:1/320
- ISO感度:4000
- ホワイトバランス:マニュアル
- 露出補正:0EV
紅葉で撮影した写真シリーズの第2弾です。前回は赤い紅葉(もみじ)をより赤く、赤い印象を強調するにはどうしたらよいかをテーマにした写真をご紹介しました。今回はそれとは対極で、赤いもみじから思い切って色を消し去ってみた写真です。
この日の天気は曇り空であり、なおかつすでに日没間近だったため、太陽や青空と一緒に紅葉を収めるのは難しいシチュエーションでした。そんな難しい状況下でもなんとか紅葉感を出すためにいろいろと工夫し、そのひとつが前述の「赤いもみじをより赤く」撮影した写真だったわけであります。そんな感じで撮影していった中でのこの日の終盤戦で、少し毛色の異なる写真を撮って見たくなりました。上を見上げるとキレイな形をしたもみじがありました。でも空は暗くどんよりしています。ここで気づきました。この状況を逆手に取ってやればいいのだと。薄暗い中に少しだけ光があり、それが程よい逆光を作り出していました。これでキレイなもみじのシルエットを形どることができました。これでも十分いい感じだったのですが、今回はここでもうひと工夫して、モノクロで撮影してみることにしたのです。思い切って色を完全に消し去ったその写真は白と黒のキレイなコントラストに仕上がりました。てのひらのようなもみじの形だったり、葉っぱのギザギザだったりがより強調されています。右側がボケてしまったのが反省点ですが、白と黒の割合も含めてイメージ通りの写真とすることができました。
今回は赤いもみじをあえて黒く撮る、というアイデアがその場で出たことが収穫だったと思います。一方向だけではなく、別の方向にも目を向けることができたかなと。こういう風にイメージを写真に落とし込めるから楽しいんですよね。
これまでに撮った写真はこちら↓
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