昨年の春先に普通二輪免許を取得してバイクに乗るようになった。で、この冬がバイクに乗るようになってから迎える最初の冬。ということで冬のバイクに耐えるためのウェアを検証してみた。
バイクで疾走する冬の寒さはロードバイクの比ではない!
ロードバイクに乗っていた時も冬に走るためのウェアを揃えた。冷たい空気の中猛スピードで走るロードバイクでも手だったりつま先だったりと寒さを感じる部位があり、そこに対策が必要だった。しかしながらロードバイクの場合はペダリングによって体を動かしそこに熱量は発生するため、特定の部位以外はそこまで神経質になる必要はなかった。
が、バイク=オートバイは違う。ロードバイクと異なり動力がエンジンになるため、乗車中はスロットルを回す手のひら以外が動くことはない。固定された姿勢のまま寒風の突き進まなければならず、となると全身に対して強固な防寒対策が必要となるのだ。が、初のバイクでの冬を迎えるワタシはそこまでの防寒ウェアを持ち揃えておらず、上から下まですべてを揃えなければいけない。で、目をつけたのが格安で防寒ウェアを販売しているワークマンである。
ワークマンの防寒ウェアとバイクとの相性
ワークマンというと工事現場の人たちが使うアイテムという印象があり、それは決して間違っていない。早朝から極寒の現場で作業をする人たち向けに作られたウェアは防寒対策が徹底的にされている模様。それはバイクに乗る時にも活かされる機能のようで、ネット界隈ではバイクとワークマントとの相性は抜群であると各所に書かれていた。しかも格安であるため、今回のワタシのように短期間で多数のアイテムを揃える必要がある人間にとってはその価格帯も魅力なのである。というわけで生まれて初めてワークマンに足を運んで防寒アイテムをゲットした。
ワークマンの格安防寒ウェアレビュー
今回購入したのは「AEGIS H600P 防寒レインパンツ PERFECT(2500円)」と「FieldCore FC022 防寒ブーツ(1900円)」の2アイテム。合計で4400円、うーん格安。とりあえず下半身を揃えてみて、検証・比較用に上半身は手持ちのダウンジャケットとロードバイク用のグローブを使ってみることにした。
メモ
・持っていた中綿のダウンジャケット
・ロードバイク用のグローブ
・AEGIS H600P 防寒レインパンツ PERFECT
・FieldCore FC022 防寒ブーツ
※上半身・下半身ともにインナー+ジャージを中に着込んで同条件とした
こちらの条件で関東地方首都圏の早朝8時頃に30分ほどバイクに乗ってみた。基本はだいたい2℃〜5℃くらいの間。結果は歴然で、手持ちのウェア・グローブの方は20分くらい走った時点でツンとした冷気による痛みに近い感覚が走る。防寒が聞いていない時のあの感じ。常に冷たい空気がウエアの中に入ってきていた感じがしたし、バイクに乗るにはやや心もとない印象だ。30分という短時間だったからクリティカルなダメージはなかったものの長時間乗っていたらガタガタ震えも来たんじゃなかろうか。
AEGIS H600P 防寒レインパンツ PERFECT
対して今回ワークマンで揃えたウェアたち。まずは「AEGIS H600P 防寒レインパンツ PERFECT」。すげえ、こいつはすげえよ。購入時はちょっと薄いから大丈夫かな?なんて思っていたが全然問題なし。なんて言っても「防風」のの部分が超強力で全く冷気を感じない。風が中に入ってくる感じが全くしないのだ。だから下半身は無風状態に近い感覚で走れるため寒さを感じることはほとんどなかった。唯一注意すべきはサイズ感。ワタシの体型は通常Mサイズだが今回はLサイズを購入。ただ、インナー類を手厚くするとそれでもタイトに感じてしまい、マタギのバイクではややしんどい。サイズ感は一回り以上上を選んだ方がいいかも。
FieldCore FC022 防寒ブーツ
続いて、「FieldCore FC022 防寒ブーツ」。すげえ、こいつはもっとすげえよ。つま先というのは寒風の中を突き進む時には最もダメージを受けやすい部分である。運動量のあるロードバイク時にもそれには悩まされて、それ用の防寒アイテムを使っていたくらい。にも関わらず、この防寒ブーツは寒さを一切感じなかった。それどころか少しホカホカと暖かいような気さえもしたくらい。こちらも防寒的には全く問題なし。もっと寒いところに行っても大丈夫だと感じるくらいの強力な安定感があった。このブーツのデメリットは履きにくさかな。ただ、防寒ブーツを使う上でここは宿命であり致し方なしかもしれないが。
ワークマンの防寒ウェアが最強だという噂は本当だった!
ということで検証結果。ワークマンの防寒ウェアが最強だという噂は本当だった。いや、もうその差は本当に歴然で防寒具合についてはちょっと感動すら覚えるレベルである。しかもこれらのアイテムが5000円未満でゲットできてしまうという素晴らしいコストパフォーマンスっぷり。ジャケットとグローブを揃えたとしても1万円以内で済むんじゃなかろうか。
そういえば偵察含めて何度かワークマンの実店舗に足を運んだが、いつ行っても大盛況の混雑っぷりだった。しかもお客の層は老若男女と幅広かったのも印象的。これだけの機能性・コストパフォーマンスがあるのであればその盛況っぷりも頷ける。バイク乗りはもちろんのこと、真冬の寒さ対策を安価でしたいのであれば一度ワークマンに足を運ぶのはアリだと思う。超オススメ。
スポンサーリンク