少し前、MacでのWEBブラウザを使ってのインターネットが超重たかったんです…。長い間苦しめられてきて、対策をしても改善がなかなかされないのでMac自体の買い替えが頭をよぎった矢先、ようやく原因が特定できました。
SafariでWEBページを開くのに5分以上かかる
あれはMacの最新OS Mojaveがリリースされたくらいの時期でした。それまではなんら問題がなく使えていたMacのWEBブラウザの動作がおかしくなったのです。検索してもURLを直接叩いても読み込みにものすごく時間がかかります。ChromeもFirefoxも重かったですが、特にひどいのがSafariでした。ロードに5分以上がかかり、挙げ句タイムアウトしてしまうってことも頻繁だったのです。これだけ時間がかかってしまうといろいろと支障があったので、iPhone/iPadやMacの好調時に似たような症状、対策を検索して実践してみました。
ネット検索で出てくる対策何をやってもダメ!
- Macを再起動してみる
- 他のブラウザを試してみる
- 他のWi-Fiに接続してみる
- OS/ブラウザを最新にしてみる
- キャッシュやクッキー、履歴を削除してみる
- 拡張機能/アドオンをオフにしてみる
- Safariの設定ファイルを削除する
- ダークモードをやめてみる
ネット上では「拡張機能をオフにする」ことが効果的でどうやら正解的なニュアンスなのですが、これを試しても全然ダメでした。Mojaveのリリース直後だったので、OSのバグかとも思いましたがアップデートが入っても改善されません。私の環境とダークモードの相性の線も疑い、設定を戻しても収まる気配はありませんでした。
原因はなんとアンチウイルスソフトだった!!
症状としてはローディング途中で何かを探しててそこで引っかかてしまっているように見えるんですよね。ここで「何かに引っかかる」というところに着目してみます。何かに引っかかってるってことは何かを探しているのか、何かをチェックしているのかなと。チェック≒ウィルスチェック=アンチウイルスソフトと仮説立ててみました。
Avast Securityにしたら快適になった!
当時私はNortonのアンチウイルスソフトを使っていたのですが、これが怪しいと感じたのです。ちょうどライセンスの期限も切れるタイミングだったので、思い切ってアンイストールして、別のアンチウイルスソフトに切り替えてみました。すると!なんかSafariのロードが早くなったような気がします。しかし安心してはいけません。調子いいとき・悪い時があるのでしばらく様子を見ることに。で、1ヶ月が経過した今日現在で当時の激重状態はあれ以来発生していません。至って快適にSafariもChromeもFirefoxも使うことができています。推測するに、MojaveにアップデートしたらNortonがうまく対応できずにチェックに何かが足りなくて時間がかかってたんじゃないかと。だからそれまでは快適だったのにMojaveのリリースのタイミングで動作不良が発生したのかなって。
ということで詳しい原因は不明ですが、Nortonのアンチウイルスソフトをやめたら改善されました。ちなみに代わりに入れたのは「Avast Security」です。ググって出てきた対策をやってみても、ブラウザ激重状態が改善されない場合はアンチウイルスソフトを疑ってみてはいかがでしょうか?
余談、最近のGoogleおかしくない?
ここからは余談ですが…最近のGoogle検索おかしくありません?なんか以前に比べて有効なページが検索上位に表示されなくなった気が…。例えば今回のようなケースでは「Mojave Safari 重い」で検索するんですよ。でも「Mojave」を無視してEl Capitanの情報が上位にきたり、「Safari」を無視してMacの動作不良の記事が出てきたりするんですよね…。私が今回ヒントを貰ったサイトはかなり下位に表示されてました。そこで「アンチウイルスソフト」ってワードを見なかったら今でも苦しんでたんだろうなあ。買い物しようとその製品の評判を調べてもECサイトばっかり出てくるし…。Googleはどういうアルゴリズムになっちゃったんだろう?
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