今クールは「アイムホーム」と「ヤメゴク」にターゲットを絞って連ドラを楽しんだ。ヤメゴクは途中で録画に失敗して脱落。さすがの堤幸彦監督作品で面白かったので残念…。DVD化されたら続きから見てみよう。そして木村拓哉主演の「アイムホーム」1本だけを最終話まで見ることができた。
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久々に次週が待ち遠しくなるような作品だった
自分としてはここまではまった作品は久しぶりだった。再放送やDVD化で楽しむ方もいるかと思うので、ネタバレになるようなことはかかないでおくが、初回で張られた伏線と、それを解決し最終回までつなげていくという構成が見事だったと思う。タイトルだけみるとただのファミリーものとして捉えてしまいそうだが、設定やストーリーにマンネリは感じられず、テレビ朝日のドラマが好調な理由がよくわかった。
なんだかんだでキムタクはカリスマ
私たちの世代からするとなんだかんだで木村拓哉はカリスマなんだと思った。「あすなろ白書」で大学生に憧れ、「ロンバケ」で年上との恋愛を夢見て、「ラブジェネ」でサラリーマンってかっこいいなあ、と思った。そして「アイムホーム」ではいい父親になりたい!と強く感じた。とくに同じ歳の頃の息子のいる私としてはハマりにハマってしまった感じである。ちなみに私は未だに「ラブジェネモデル」のporterのバッグを使っている。
と、総じて非常に評価できるドラマだと思った。父親役のキムタクも悪くない。逆になぜ今までやらせなかったんだろうと。私は木村拓哉は器用な役者だと思っている。キムタクのドラマが全部キムタクになってしまうのは、そのシナリオと木村拓哉の「売り方」に問題があったのだと思う。幸か不幸かSMAPも高齢化が進み、売り方が変わってきている。その象徴が今回のキムタク=父親役だろう。カリスマ性のあるキムタクだからこそ、事務所内の変なしがらみでその可能性を潰すのはすごくもったいないなあと思った。
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