サイクリングロードが思いの外快適だったので、時間を作ってまた走りに行った。前回は午後行ったのだが、夕方の河川敷の風がけっこうきつかったので、今回は午前中に行ってみることにした。
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他の自転車にこれでもかってくらい抜かれまくった!
そんなに遅く走っていたつもりは自分的にはなかったのだが、この日は他のローディーの皆様に抜かれまくった。というか、前回夕方に来た時とは周りのスピード感がまるで違った。なるほど、本格的にやっている人たちはみな午前中に走りにきているということですね。それにしてもみなさん速い!そして私は遅いのだということをこの日は強く実感した次第である。もうね、グングンと差をつけられるってくらいに完膚なきまでに抜かれたのですよ。勝負にならなというか、その差は違う乗り物に乗っているようで少なからずショックを受けた。
どちらかというと負けず嫌いな方だと思っているので、こうなるとなんで自分は遅くて、みなさんこんなに速く走れるのかが気になった。気になって気になってみなさんの走りをよく観察したので、その結果を踏まえてどうすれば速く走れるようになるのかを素人ながらに考えていきたい。
速く走っている人と何が違うのかを考えてみる
まずはじめに観察の結果というか、速く走っている他のみなさんと私とでいったい何が違うのかを考えてみることにする。それがわからないと速い・遅いの理由がはっきりしないので、速く走るためにできることも見つからないはずなのだ。
エンジン=脚力の違い
まず最初に浮かんだのがこれ。昔からそれなりに運動はしてきたし、特に下半身には少しだけ自信があったのだが、やっぱり自転車用の脚力というのは違うんだろうなと。ただ、脚力だけを見るならばあそこまで完膚なきまでに差をつけられるほどの差があるとは思えない。さらにはこの日は親子連れの小学校3-4年生くらいの子にもグングンと抜かれたのである。さすがに10歳前後の子よりも脚力が劣っているとは思えないし。あの子がスーパー小学生でない限りは…。というわけで影響はもちろんありそうだが、脚力だけが理由ではないように感じる。
ロードバイクの差
何度もこのブログでも書いているが、私のロードバイクはMomentumのiWant R-1という5万円以下の格安ロードバイクである。格安バイクの中ではそこそこちゃんとしているとは思っているのだが、それでも10万、20万を超えるような本格ロードバイクには当然見劣りする。パーツもほとんど変えておらず、速く走るためにカスタムしまくっている人からすれば鼻で笑われてしまう自転車なのかも。。。車体の差は確かに原因としては考えられる。ただ、すぐに本格ロードバイクに買い換えることは難しいので、別の方法でその差を埋めていくことを考えるしかない。
ロードバイク用のウェアではないから
次にウェアのお話。私はこの日も上はTシャツ、下は短パンというラフな服装でサイクリングロードを走っていた。周りを見渡すとみなさんサイクルジャージーにレーパンというロードバイク乗りの正装とも言えるスタイルである。当然、自転車に乗るために特化したウエアであるので、風の抵抗を受けにくいし力も伝わりやすいんだと思う。これも少なからず影響はあるかもしれないが、ただウェアだけであれほど一瞬にして数十メートルも引き離されてしまうような差がでるかというと少々疑問だ。
ビンディングペダルか?フラットペダルか?
そして最後。もう一つ私と速く走れるみなさんに違いがあった。それはビンディングペダルである。いわずとしれたシューズとペダルを固定するためのペダルである。抜かれる度にペダリングを見ていたのだが、私よりもケイデンスが速いのにもかかわらず、それほど力が入っていないように見えた。すごくナチュラルにスムーズにペダルを回転させている。なるほど、これだ!
ビンディングペダルとシューズによってペダルを固定すると、ペダルを踏む時だけではなく、引く時=引き足でも力を加えることができるという。要は力のかかり方がフラットペダル時よりも効率的で多いため、少ない力でも多くの回転を自転車に与えることができる。気になったので、ネットでさらに詳しく調べてみたが、やっぱりフラットペダルとビンディングペダルとでは加速の違いは顕著であるし、体にかかる疲労度も全然違うようだ。私よりも力が入っていないように見えるのにグングン加速していくあの光景との辻褄があうような気がした。
速く走るにはビンディングペダルを試してみる価値がある!
というわけで今日のところの結論としては、より速く走るためにビンディングペダルを試してみる価値はありそうだということ。検証ができていないので、ここが原因かどうかはまだわからない。ビンディングを自分のものにして、再びサイクリングロードを訪れた時にその答えが出るはずだ。
ロードバイクを始めてから5ヶ月が経過し、とりあえず人並みに走れるようになったと思っていた。事前に揃えたいと考えていたアイテムも揃えることができたし、最近は自転車関連で欲しいものがあまりなくなっていた。そこに来てのビンディングペダルである。久々に購買意欲に火がついた。そしてより速く走ってみたいという闘志にも少し火がついた。私は街乗りがメインであるため、ビンディングに変更するデメリットもありそうだが、そこはもう少し調査をしてみた上で解消できるかを考えてみよう。というわけでそう遠くない将来に私はビンディングペダルの世界に突入すると思われる。なんだか楽しくなってきた!
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