強風やらマラソン大会やらで本格的にロードバイクに乗るのはおよそ2週間ぶりだった。気がつけばいつの間にか夏の気配が去り、本格的な秋が到来しており、間もなく寒い季節がやってくる。今回のテーマは冬到来に備えたロードバイクでの寒さ対策。
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寒さとロードバイクの相性
ロードバイクとは寒さとの相性がすこぶる悪いスポーツだと思っている。なぜならものすごいスピードで前方に突き進むため、ただでさえ身体に風を感じながら走るのだ。その風が冷たかったりしたら身体に感じる寒さも相当なものになるのではないかと。。。
私は今年の5月にMomentumのロードバイクiWant R-1を購入し、そこからロードバイクを趣味にしたため、寒い季節にロードバイクに乗るのはこの冬が初めての体験になる。寒さの中でロードバイクに乗ったらどうなるのだろうか?そしてそれに対しての対策はあるのだろうか?
真冬にロードバイクに乗るために
思えば真夏と同様に真冬は街中からスポーツバイクが姿を消しているような気もしている。それほどにロードバイクでの日本の冬は過酷なんだろうか?先週末はは早朝からロードバイクに乗った。自転車に乗らずとも、今シーズンで初めて「寒い!」と感じたくらいの気温だった。この日の気候は真冬にロードバイクに乗るためのシミュレーションになるかと思い、対策を考えながら走ることにした。
絶対に対策が必要なハンドルを握るための「手」
まず感じたのは肌がむき出しになっている部位に感じる寒さだった。たかだか11月初旬程度の風ですらそこには痛むような寒さを感じる。これが真冬だったらと思うと到底耐えられそうにない。ハンドルやブレーキ・変速操作を司る手は絶対に寒さから守る必要があると思う。でないとロードバイクが制御不能になってしまう。指までを覆うタイプのサイクルグローブが防寒対策の候補ではあるが、寒さにはどの程度強いものなのだろうか?
もろに冷風の的となる首回りも防寒したい
次に気になったのはやはりむき出しになっている、顔から首にかけてである。顔は覆面でもしない限りはなかなか難しいため我慢するとして、その付近の首回りも相当な寒さだった。首から胸にかけて風が入ってくるため、寒さを一層強く感じてしまう。となると有効なのはネックウォーマーだろうか。少し大きめのサイズのものにすれば顔の半分(口鼻)くらいまでは覆うことが可能かもしれない。
むき出しになっているところ以外に寒さはあまり感じず…
11月の初旬としてはその程度だった。この日の私のいでたちは以下のとおり。パッド付インナー以外はどれも特に自転車用というものではない。
- ジョギング用キャップ+ヘルメット
- ウインドブレーカー(上のみ)
- ロングTシャツ+長袖インナー
- ハーフパンツ
- 踝までのロングスパッツ
- 膝までのパッド付インナーを重ねばき
- 踝ソックス
- オープンフィンガーグローブ
結論から言うと、肌がむき出しになっている箇所以外は寒さはさほど感じることはなかった。いや、正確に言うと、、、乗り始めは寒さを感じてはいたのだが、少し走ると体が温まってくるため寒さを意識することがなくなる。洋服を着ていることで体温が保持されて暖かさを感じ続けることができるのだろう。
片道15km程だったが、到着する頃にはうっすら汗をかいていたし、気温が上昇した復路ではウインドブレーカーを脱がないと汗だくになってしまう状態だった。ロードバイクは体を常時動かしている状態になるため、むき出しで冷風にさらされない限りは寒さはそれほど感じないということだろうか。まだまだ11月上旬の検証であるので、今後真冬に近づくとどうなるかはわからないが、引き続き検証していきたい。
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