私は通勤で片道1時間半くらい電車に乗っています。ニュースアプリやTwitterやらで情報をインプットしているのですが、それだけではどうしても時間が余ってしまいます。貴重な自分の時間をゲームに費やすのは違うと思うし…。というわけで今年に入ってからiPhone版のKindleアプリで本を読むことにしています。せっかくなので読み終わった本をネタバレしない程度にご紹介してみることにしました!
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2016年1月~2月に読んだ本
ジャイロスコープ(新潮文庫) [Kindle版]
- おすすめ度:★★★☆☆
- タイトル:ジャイロスコープ
- 著者:伊坂幸太郎
伊坂幸太郎氏の短編小説集です。8本のオムニバスが収録されています。完全に分断されているわけではなく、それぞれのストーリーが繋がっているという伊坂さんの得意なパターンです。ただその繋がり具合は・・・「微」って感じですね。ストーリーの転換が急なところがあってあまり頭に入らず進まないところがありましたが、短編なので読みやすいですし、全体的には面白い作品だと思います。
残り全部バケーション (集英社文庫) [Kindle版]
- おすすめ度:★★★★☆
- タイトル:残り全部バケーション
- 著者:伊坂幸太郎
二つ目も伊坂幸太郎氏の短編小説集です。5本のオムニバスが収録されています。こちらもそれぞれのストーリーが繋がっています。「ジャイロスコープ」と比べるとその繋がり方も工夫がされていて、ラストではけっこう感動してしまいました。裏稼業の悪い仕事をしている人のストーリーですが、お涙ありの感動するお話もあったりしました。さすが伊坂幸太郎!と思える作品だと思います。
ようこそ、わが家へ [Kindle版]
- おすすめ度:★★★★☆
- タイトル:ようこそ、わが家へ
- 著者:池井戸潤
半沢直樹で知った池井戸潤の小説を初めて読んでみました。ドラマ化されているから面白いんだろう、とこの作品を選んでみたのですが、その通り!面白かったです!金融系の固めのビジネスのお話が得意で、専門用語等もガンガン登場してくるのかと思いきや意外とすんなり入ることができました。池井戸さんお得意のその辺のお話がキーとなるのですが、小難しさは感じずに抵抗もなかったです。池井戸潤の人気納得!の一冊でした。
民王 [Kindle版]
- おすすめ度:★★★☆☆
- タイトル:民王
- 著者:池井戸潤
初の池井戸作品「ようこそ、わが家へ」が面白かったので、続けて同じくドラマ化された「民王」を読んでみました。こちらはやや設定に幼さがあり若い人向けのドラマに向いている作品なのかなあ、と思ったり。池井戸ドラマでよく見るような「痛快劇」を期待して読んでいたのですが、その描写は少なめかなと。この作品についてははあらすじをだいたい知ってしまっていたので、事前の期待値を考えると内容的に物足りなさがありました。真っさらで読む分には十分楽しめると思います。
というわけで今回は4冊ほどご紹介してみました。本の内容によって読むスピードが変わってきますので、ペースはなんとも言えませんが、溜まってきたらまたご紹介させていただきますね!
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