1月の中旬頃に腰がひどく痛むようになった。しばらくはジョギングも続けていたのであるが、無念のドクターストップ。このままだと選手生命が短くなるとの危機感を感じ、対策を考えるようになった。その一つが、腰をサポーターで保護して走るというものである。
今回、購入して試してみたのは↑こちらの商品。スポーツ用のサポーターでは有名なZAMSTの製品である。私は腰以外に足首用やふくらはぎ用でもおお世話になっている。
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腰痛の症状とは・・・?
私はもともと腰痛持ちであり、数年前に整形外科を受診した時は「軽いヘルニア」と診断されたことがある。以来、そこまで激しい痛みはないものの、腰に違和感を感じ、特定のアクションが制限されるようなことも生じていた。今回はその症状が激しくなったイメージだ。私の腰痛の症状をまとめると以下のような感じ。
- 前屈した後、戻す時に痛みが生じる
- 前屈したままの姿勢が保つのが苦痛(靴紐を結ぶなど)
- 30分以上立っていると腰がガクガクと痛む
- 運動にはあまり支障がない
- ただし運動した後は前屈時の違和感が強くなる
- 数日休息するとその違和感の強さはもとに戻る
- たまにピキッと腰が痛むことがある
日常生活にはほとんど支障はないが、部分部分で違和感が生じていた。困ったのは通勤時の電車だ。東京に向かう電車は座れないことが多く、その時間が苦痛で仕方なかった。たまらず整形外科でコルセットを購入し、通勤時の苦痛については何とか耐え忍ぶことができている。
ZAMST(ザムスト) ZW-4 腰サポーター レビュー
そのコルセットがある程度の効果を発揮していたので、同じ要領で腰を保護してくれるスポーツタイプのサポーターであれば、ジョギングする時には使えるのではないかと考えた。
強度は上から3番目
私が購入したZW-4は上から3番めの強度である。ZW-4→ZW-5→ZW-7と数字が上がっていくと強度も上がっていくということらしい。日常生活に支障があるほどの痛みではなく「保護」が目的であること、さらにはあまりガチガチにしてしまうと動きにくくなってしまいそうなので、試着をしてみた上でこの強度にしてみた。実際にそこまで締め付けるというものではないので、あくまでも「保護」すると考えたほうが良い。ガチガチにしたければその上の強度のタイプがいいかもしれない。
ちなみに下の強度であるZW-3だと弱くこれだと保護にならないと感じた。ZW-3はもっと軽い腰痛を持っている人用なのかもしれない。
スポーツ用としてはどうか?
材質的にはメッシュになっているので、これはスポーツをすることを考えての措置であると思われる。実際につけてみた印象だが、通勤時に利用しているコルセットに比べて圧倒的に軽いと感じた。大きさが異なることもあるが、それ以上にメッシュ素材を中心とした材質等によって軽量化を果たしているのだと思う。
スポーツに使うとなると動いた時にズレてしまう心配があった。最初は案の定ズレてしまいイラッとしたものの、巻き直すと走り終えるまでズレることはなかった。これは最初の巻き方が悪かったということだろう。お腹をへっこませて少しキツ目に巻き、肋骨に引っかかるようにすると安定した。正しい巻き方をすればある程度激しく動いても大丈夫そうであり、スポーツに適していると思われる。
腰の違和感は解消されたのか??
そして最後に気になる腰に抱えていた違和感は解消されたのかという問題。まだ数回しか使用していないし、経過を観察する必要性はあるとは思うが、感触としては軽減されていると思う。ただし、違和感を完全に解消できたのかというとそうではない。
スポーツした後に残る腰の違和感は相変わらず感じる。が、その違和感の度合が軽くなっている。特に顕著だったのが翌日の状態だ。これまで翌日は前屈が億劫になるくらいに腰の痛み・違和感が残ることが常であったのだが、サポーターをするようになってから、前屈が苦にならないくらいにはなった。つまりはサポーターによって腰にかかる負担が軽減されて違和感も軽くなっているのではないかと。
もちろん腰痛の状況や運動強度によっても違うし、個人差もあるとは思う。が、少なくとも負荷の軽減のためのサポーターによる腰痛予防はやっておいて損はないと感じた。年々歳を重ねて身体にガタが出始めているので、こうったことで予防して一年でも長く動く身体にメンテナンスしていきたい。
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