眠っていたフィルムカメラ Canon AE-1を復活させてみた!! ー撮影・現像編ー

結論から言うと感動した。そして素晴らしいものを復活させることができた。何がって先日発掘された我が家(正確には我が嫁)のフィルムカメラCanon AE-1のお話だ。前回の記事で起動させてシャッターを切ることができたが、フィルムカメラであるがゆえ、きちんと撮影されているかどうかは定かではなかった。今回は試し撮り〜現像までの過程をレビューしていく。

 

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EOS 60Dで撮影した写真とと比較してみる

紫陽花祭りを撮影しに行く予定があったので、Canon AE-1を持って行って試し撮りしてみることにした。けれどももし写らなかったとなると痛いので、念のためEOS 60Dも持って行こうかと。そうすれば両者で撮影した写真の比較もできるので一石二鳥だ。紫陽花祭りに到着すると、両肩からぶら下げたAE-1と60Dとで交互に撮影していく。焦点距離が異なるので、どうしても同じような構図にはならかったが、できるだけ比較しやすく撮影したつもり。

全体的に黄色味が強い写真になる

まず大きな違いとして気がついたのが、全体的に黄色味が強い写真になるという点だ。60Dでいうところのホワイトバランスを「曇り」とかにして極端に黄色味を強めた設定にしたのと同じような色味となった。これによってレトロ感が強く出ているような気がする。

Canon AE-1で撮った写真
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EOS 60Dで撮った写真
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粒子が粗くぼやっとした印象になる

続いて人物を撮影してみるとこんな感じに。色味に加えてぼやっとした雰囲気になった。EOS 60Dは私の好みの都合上、シャープやコントラストを強めの設定にしているので、よりその差が顕著に見て取れると思う。粗粗の写真を見てそういえば昔の写真ってこんなだったなあと思った。

Canon AE-1で撮った写真
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EOS 60Dで撮った写真
0002_d

 

加工なしでレトロな写真にすることが可能

色味や写真の質感から総じてレトロな写真になったと思う。まあ、70年代のカメラなので、「感じ」ではなく実際にレトロなのかもしれないが…。スマホのアプリや画像加工ソフトのプリセットなどで敢えてこのようなレトロな写真を作り込むニーズもある中で、AE-1であれば加工やフィルタなしでレトロな写真を撮影することができる。

Canon AE-1で撮った写真
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EOS 60Dで撮った写真
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デジタル一眼レフのパリッとした写真ももちろんありだし、これが今後もメイン機になっていくことは間違いないものの、フィルムカメラという一風変わった武器を手に入れたことは喜ばしいことだ。その日の気分に合わせてEOS 60DかAE-1かを選択してみるのも楽しいかもしれない。

 

運用コストはイマイチのフィルムカメラ

今回、初めてフィルムカメラを使ってみて気づいたのは現像してみなければわからないというスリルと同時に、いろいろとお金がかかるということだ。デジタルカメラであれば、初期にカメラとメモリカードを購入してしまえば、撮って見る分には無料で楽しむことができる。プリントだって自宅のプリンタで可能ではあるので、その運用コストはほぼほぼゼロに等しい。が、フィルムカメラとなるとそれとは異なる。最低限、写真を撮って楽しむにししても以下のコストが絶対にかかることになる。

  • 電池代(4LR44P):¥640
  • フィルム代:¥500
  • 現像代(カメラのキタムラ):¥648
  • データ化代(カメラのキタムラ):¥432
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合計で¥2,200かかったことになる。電池は次回も使えると考えても1回あたり最低でも¥1,700はかかる計算だ。¥0 vs ¥1700となるとなかなか子持ちのサラリーマンには痛い金額であり、フィルムで撮影するシチュエーションには吟味が必要になってくるのかも。フィルムはカメラに入れっぱなしにしておいて、撮りたい時に撮って、現像はまとめてっていう方法も考えたが、長期間寝かせておくとフィルムは劣化することもあるのでこの方法はよくないらしい。なので、やっぱり「今日はフィルムで撮る!」って日を決めて撮影するのが現実的だろう。とはいえいいモノを復活できたと思うし、カメラ・写真の趣味の世界がまた一つ広がったかなと。今度は白黒のフィルムとかでも撮ってみたいなあ。

 

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