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夏のロードバイクにはTHERMOSのボトルFFQ-600がマジで最強だった!

2018年7月20日

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ここ近年の日本の夏の暑さは異常だ。40度近い日がバンバン続くし、今年に関しては7月も早々に梅雨が明けてしまった。例年よりも1ヶ月ほど灼熱の時期が延びたことになる。というわけで我慢できずロードバイク用のボトルを購入した。

ロードバイク用のドリンクボトルを買い替えた理由

ロードバイクを乗る上でドリンクボトルは必需品だ。ロードバイク購入当初の私もそのように考えたようで、早々にドリンクボトルとボトルゲージは揃えていた。特に夏のライドでは水分補給をこまめにする必要があり、そのためのツールとしてドリンクボトルが必須なのである。

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私は3年ほど↑こちらのCAMELBAKのボトルを愛用していた。750mlという大容量で、ペットボトルからの補充の回数が少なくて済む。購入時に調べたところによると保冷性もある程度担保しているため、夏に使用してもそれなりに冷たい水が飲めるのではないかと期待していた。

CAMELBAKのボトルは真夏だと2時間もすればお湯になる…

が、しかし!そんな期待は見事に裏切られた。そりゃ私だってキンキンに冷えた水が飲めるとは思っていなかった。そういうレビューも見たし、そこを期待するのであれば最初から魔法瓶タイプのボトルを選択していた。ある程度冷たい時間が持続すればいいなと。お湯になる前には飲みきれるでしょうと。しかしながら結果はというと…2時間もすればお湯になる。「冷えてない水」というレベルではない。もう完全に「お湯」である。もう少し待てばカップ麺がわかせるんじゃないかと、

熱中症対策としては「冷たい水」でないと効果が薄まるらしい。「体を冷やす」ということが対策なのであって、お湯では体を冷やすことはできない。今年梅雨が早く明けて早々に灼熱地獄がやってきたということも手伝って、「保冷力の高い」ドリンクボトルへの買い替えを決意した。750mlの大容量は捨てがたかったが…。

THERMOSのドリンクボトルFFQ-600レビュー

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パッケージには「For Cyclists」のアイコンが。

そんな折にネットを徘徊しているとドンピシャの広告が飛び込んできた。それが今回レビューするTHERMOSのボトルFFQ-600である。THERMOS(サーモス)といえば魔法瓶のパイオニアだ。公式サイトにもそう書いてあるから間違いない。何より私は毎日THERMOSの水筒を持って出社している。会社に到着しても中に入れたコーヒーはキンキンに冷えていてお昼時でも温まっていない。実際に使用していた実績があるから信頼できるメーカーなのだ。FFQ-600はそのTHERMOSが自転車乗り用に発売した製品であるとのこと。だからボトルゲージに収まるサイズになっているし、乗車時に飲むことができるように工夫がされている。これは買いだと購入ボタンを押した。

抜群の保温性!2時間経っても近々に冷えた水が飲める!

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魔法瓶構造保冷力、半端ない。

実際に試してみた日はある意味最高の条件が整った。なんと予想最高気温は37度であり、場所によっては40度を超えそうな勢いだった。私は午前中にロードバイクに乗ったが、それでも優に30度は超えていただろう。ロードバイク乗車時どころか立っているだけでも汗が吹き出してくるような状況だ。

さすがのTHERMOSでもこんなコンディションには勝てないのではないだろうか?そんな弱気な気持ちは一掃された。2時間経ってもキンキンに冷えている!これは素晴らしい!マジで感動した!まあ、魔法びん構造なのでCAMELBAKとの比較は少々酷だが、それでもここまでの差があるとは。この日は3時間ほどで飲み干してしまったため、それ以上の計測はできなかったが、体感的には4時間でも5時間でも行けそうな気がした。

ボトルゲージに収まるからロードバイクでも持ち運べる!

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自転車専用設計だからボトルゲージにもバッチリ収まる!

そして「自転車専用設計」をうたうだけあって、ボトルゲージにすっぽりと収まることができる。これはロードバイク乗りにとっては大きなメリットだろう。私はロードバイクに乗る時はバックパックを背負っているが、背中の荷物が増えないことは非常にありがたい。ただし、保冷力とのトレードオフになるが、魔法瓶構造だから重量は通常のドリンクボトルよりも明らかに重い。私のような街乗りユーザーにとってはこれくらいの重量差は影響はないが、グラム単位での軽量化にこだわるレーサーの皆さんからするとデメリットにもなり得るのかも。

また、素材がステンレスであるためボトルゲージとの鑑賞が気になる。通販サイトには「塗装はがれの心配がありません」とあるが、傷がつかないかどうか含めて今後検証していきたい。

飲み口はストローだから乗車時でも水を飲むことが可能!

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飲み口はストローだから乗車時も安心。

もう一つの「自転車専用設計」であるがゆえのポイントは飲み口の形状だ。ロードバイクに「乗りながら」水分を補充することも考えられている。CAMELBAKを始めとして通常のボトルであると、ボトルを押して水を口に入れる構造になっている。顔を多少上に上げる必要もあり、私のような素人はそこでちょっとふらついたりもしてしまう。このFFQ-600の飲み口はちょっと違ってストロー型になっている。ストローを加えて水を吸い込むと口に入ってくる仕組みである。だから顔を上に上げる必要もなく、乗車時の姿勢を崩さずに水分補給が可能だ。吸い込み式だと最後の方まで飲めずに水が少し残ってしまいそうだが、不思議と水が残ることはなかった。

容量は600mlでちょうどいいサイズか?!

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そして最後は容量の面。比較対象のCAMELBAKのドリンクボトルが750mlだったので、それと比べるとさすがに見劣りする。600mlというと通常のペットボトルよりも100ml多い計算だが、その100mlに「たくさん入る感」はあまりない。ペットボトル+αくらいに考えておくと無難かも。となるとやっぱり750mlの時よりも早くなくなる感じはするかな。それでも500mlペットボトルよりも多く入るのは事実なので、デメリットにするほどの問題ではないと思う。

夏のロードバイクにはTHERMOS FFQ-600が最強!

まとめると、真夏の高温時にロードバイクに乗るのであれば、THERMOSのドリンクボトルFFQ-600はマジで最強だと思う。冒頭にも書いたが、熱中症の対策として水分補給が重要だ。単純に汗で外に出てしまった水分を補うと同時に、熱くなった体を冷やすことも重要らしい。中から冷やすにはぬるま湯ではいけないわけであり、冷えた水が必要になってくる。となると保冷力というのは熱中症対策として重要だった。3年前の私は正直そこをあまり考慮していなかった。失った水を補えればいいんでしょ?=大容量のペットボトルという選択だったということ。

時を経て現在では心を改めた。真夏のロードバイクには熱中症というリスクがある。それでも乗りたいし、乗らなければいけない状況の場合もある。だからできる限りの対策をした上でロードバイクに乗りたい。そんな時にTHERMOSのFFQ-600の保冷力は大きな強みだ。そしてもうひとつこのFFQ-600を選んでよかった理由がある。それはなんと言っても冷たい水は美味しい!ということだ。水が冷たいかぬるま湯なのかで気持ち的にもぜんぜん違うんだなと。THERMOSのFFQ-600マジでおすすめですよ!

 

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