いよいよロードバイクにとって嫌な季節を迎える。個人的には冬の強風はロードバイクの天敵だと思っている。そこに立ち向かうのかそれとも今年は戦わずに逃げるのか。ということで今回は風とは関係ない全然別のお話。
ロードバイクを漕ぐ度に聞こえてきた異音
まだ強風に見舞われない時期に快適にロードバイクに乗っていた。ところがとある瞬間からペダリングの度に嫌な音が聞こえるようになった。「カシャーカシャー」といういつものペダリングとは明らかに異なる音である。でもまあ、格安ロードバイクなので変速がうまくいかずにチェーンが中途半端な状態になって変な音を発するということがなくもない。何度か変速をし直せば消えるだろうと安易に考えていた。
が、何回変速しても数十キロを走行しても異音が消えることはない。「カシャーカシャー」とペダリングの度になり続け、そしてギアをどの位置に入れてもこの音がするようになった。で、帰宅してロードバイクのチェーンを見てみると…。

ベランダで雨風にさらされた結果、無残な有様に…
うおっ!超錆びてんじゃん…。そりゃそうだ、私はカバーも何もせずにロードバイクをベランダに保管しているわけであり、この秋の台風ラッシュにおいて雨風をモロに受けてしまったのだろう。きっとこのチェーンのサビが異音の原因だろうと推測し、対策を施すことにした。
チェーン潤滑剤を注してみる
チェーンを新しくしたり、イオンバイクの有料メンテナンスに持ち込むことも考えたが、ふと以前のスポーツバイク講習会の時に、チェーンにかけるスプレーをもらったことを思い出した。あれが使えるんじゃないかと家中を探してみる。

スポーツバイク講習会でもらったチェーン潤滑剤を注してみる!
あった、ありましたよ。「チェーン潤滑剤」というものらしい。うん、これを注すことでチェーンが潤滑になるのであれば、異音もきっと消えるはずなのである。ということでベランダでロードバイクにチェーン潤滑剤を注してみることにした。
チェーン潤滑剤をチェーンに注す手順

チェーンに雑巾を当ててスポークにかからないようにする
まず雑巾を用意してチェーンとスポークの間に挟む。潤滑剤がスポークに付着してしまった場合の悪影響を回避する。そのまま、[潤滑剤を注す]→[ペダルを回す]を少しずつ繰り返す。チェーン下側にも潤滑剤が行き渡るように注意。
サビが潤滑剤で隠れたら完了!酷く錆びていたチェーンに潤いが与えられたように見えるのでこれならきっと異音が消えるはずだ!
チェーン潤滑剤を注した後に乗ってみた結果
で、翌日に改めてロードバイクに乗ってみる。異音が消えた!!素晴らしいぞ、チェーン潤滑剤!早まってチェーン交換をしなくてよかった。でもよくもまあ、ここまで錆びるまで気づかなかったものだなと。購入当初は大切に大切に乗っていたのだけれども、今じゃ完全に「乗り物」と化して扱いも雑になってきてしまっている。でも私にとっての日常生活の一部になっていてそれほど身近なものなんだと無理やり言い訳してみるがちょっと苦しいな。これからはもう少し丁寧に扱って大切にしてあげようと反省した。
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